2000シリーズ:万戈イム-一ノ十(譜面編)

2012.10.11[木] 11:00

 

映画を見ながら食べるポップコーンのおいしさは異常。
塩も・・・バターも・・・あるんだよ。
みなさんこんにちは!太鼓チームのエトウです!


本日は2000シリーズの中でひときわ異彩を放つ
「万戈イム-一ノ十」のご紹介(譜面編)をお届けします!



【まえがき】


>2000シリーズを〆る曲、「〆ドレー2000」
>と思っていた時期が僕にもありました・・・南無。という話はまた今度。
>近いうちにご紹介しますのでお楽しみに!!


と、お話してから早1年と4ヶ月ほど・・・時の過ぎたるはなんと恐ろしいことか。
その長い間にも「初音ミクの消失 -劇場版-」や「スーハー2000」などの強豪が現れましたが、
まだその牙城は崩れていないのではないでしょうか。


さて、この「万戈イム-一ノ十」ですが、
エトウが手をつけ始めたのは「〆ドレー2000」の直後くらいでした。(たぶん)
2000シリーズに1つの幕が閉められ(〆られ)た直後、
新しい2000シリーズがはじまるのカッ・・・!?なんて思っていた時期もありました。


というわけで!
エトウが譜面ジャーとなり、もっとも苦戦(=やりたいほうだい)した曲
「万戈イム-一ノ十」の譜面作成秘話をどうぞ!




【いつから本編はじまるんです?】


「おお、これが新しい2000シリーズの曲ですか。」
「曲名は・・・?え?これから考える?わかりました。」
「2000シリーズの曲で譜面初担当!(※1)これはたぎる!!では早速拝聴いたす!」


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「すみません、マスブチさん、この曲本編はじまる前に終わったんですが」
「え?これが・・・完成版・・・ですと・・・!?」


リンダさんには大変失礼ですが、初めてこの曲を聴いたとき、
「あれれ~、本編がはじまる前に終わっちゃったよ~」と、思ってしまいました。
いや~、まだまだ修行が足りませんでした。こんなんじゃ、
「いつから本編がはじまっていないと錯覚していた」なんて言われちゃいますね。




【本当に最後の2000シリーズ?】


「〆ドレー2000で〆ましたけど、やっぱり完全新曲で終わりたいですよね。」
「最後の2000シリーズらしく、で譜面も考えて見ます。」


この当時は「万戈イム-一ノ十」が最後の2000シリーズと本気で考えて色々と作っていました。
後の「またさいたま2000」「スーハー2000」と、しれっと2000シリーズは続いていますがね!


そういうわけで、譜面内容のヒントとして「最後の2000シリーズ」というものがあったのですが、
ここからどう形にしていこうかと、脳内がお花畑で万戈イムしそうなほど悩んだころ、
エトウ、思いついてしまいました。




【〆ドレー2000では出来なかったことをやろう】


なにが出来なかったのか?というと、それは「0から譜面を作る」ということでした。
〆ドレー2000は、簡単に言えばすでにあるものをつぎはぎしただけですからね!
これはこれで、総決算的な、走馬灯的なコンセプトが明確に存在しました。


では「万戈イム-一ノ十」ではどんなコンセプトにしたかと言うと・・・
「今までの2000シリーズを高難易度たらしめる要素を1曲に凝縮する」
という、生まれる前から凶悪シリーズ第2弾がここに爆誕したのです。


さて、コンセプトは用意できました。0からつくる決意もできました。
ですが、ここからが本当の地獄だったのです・・・。




【音が有るようで無い】


まずはこちらをお聴きください。
(以前、2000シリーズ:万戈イム-一ノ十(楽曲編)で掲載した音源です。)













太鼓の達人の演奏譜面は、楽曲中に存在する音をベースに
太鼓を叩く「ドン」と「カッ」の音を「上に乗せて」つくります。
その上で「太鼓の達人らしいリズム」を取り入れたり、アレンジしたりしていきます。


今回もそのセオリーとあらかじめ決めたコンセプトで制作しようとしたところ・・・
「リコーダーとドラムが自由すぎる(^p^)」
曲中の音は潤沢にあるように聴こえるのですが
リコーダーとドラムの音にひっぱられてしまい、どう譜面を作ったらいいものかと。


「この音源はまだデモ・・・本番ではもう少しなんとかなっているはず!」
そう思っていた時期が僕にもありました。
完成版では、また色々な要素が付加されていたのですがにんともかんとも(^p^q^)


ならばこれはどうだ!と、ドラムのリズムを土台にそこから発展させてみることに。
これが功を奏したのか、いい感じの難易度に!(さすがマスブチさんのドラムです。)
そこへコンセプトどおり、2000シリーズの難所要素を色々と付与してみると・・・


できました(^p^o^q^)




【ク刀ξν】
【用牛口兄】



ちょっと無理がありましたかね。


さて、ここにきてあまり譜面の内容に言及していないことに気がつきました。
ということで、あらためて解説を。


当初のコンセプトだった
「今までの2000シリーズを高難易度たらしめる要素を1曲に凝縮する」
に加えて
「“なるべく”2000シリーズが登場した時系列順(※2)に要素を並べてみる」
ということも一緒に考えてつくってみました。


例えば、冒頭の
「ドン カッ ドドカッ ドン ドドカ ドン・・・」
ですが、これはドンだーならお馴染みのさいたま2000リスペクトです。


他にも恋文2000らしき部分や、X-DAY2000らしき部分があったりと
2000シリーズを知っていればいるほど、愛していればいるほど、
それらの要素を感じられるようにしてみました。


とはいえ、若干の例外もあります。
いきなりの強制達人譜面分岐。これは十露盤2000をリスペクトしたものですが
最強かつ最恐を演出するために、開始早々に分岐させたりしていました。


ここではあえてこれ以上語りません!
ので、是非、ドンだーのみんなにはあらためてそういった観点をもって
プレイしてもらいたいな、と思います!




はじめて0から手がけた2000シリーズの曲。
2000シリーズの中でも異端の異端な曲。
・・・として良くも悪くも(笑)エトウの代表作となりましたが、
ドンだーのみんなにとってはどういう曲でしょうか?


様々な思い出と共にこれからも記憶してもらえたらうれしいなと。
そしてこれからも遊んでくれたらうれしいなと。
そう思います。


※1 正確な初担当は1つ前の〆ドレー2000からですが
   完全に0からつくる譜面としての意味では、今回が初めてという意味なのです。


※2 時系列順にならべると(2000は省略してあります。)
   さいたま⇒ケチャドン⇒恋文⇒よくでる⇒タベルナ⇒きたさいたま⇒十露盤
   ⇒てんぢく⇒EkiBEN⇒X-DAY⇒はたラク⇒・・・になりますね!


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終わりのように思えて平然と続く2000シリーズ・・・ッ!
そこにしびれるッ!あこがれるぅッ!
今後もリンダ先生(と譜面ジャー)の作品にご期待ください!


かなり濃い内容でしたが最後まで読んでくれてありがドーン!
読んでのご感想・ご意見は太鼓チーム公式ツイッター(@taiko_team)まで!


そうそう、今日は午後にも記事を更新予定です!
内容は楽曲紹介「クレオフーガ楽曲コンテスト その2」!
ぽ~たぶるDXで好評配信中の「和蘭撫子」「恋の処方箋」の
作曲者インタビューを掲載します!


それではまた午後に!



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