第9回 どんだけ2000?『太鼓の達人10』と秘密の仕様(公開済み) 2007.04
んー、改めて書きますと
『●●●●2000』には、いつもこれといった意味は無いんです
LindaAI-CUEです。
強いて言うなら「その方がヘンだから」で表記のほとんどが決まってきました。
さて今回は、
「その方がヘンだから」が製品自体を巻き込んだオオゴトに…の巻。
【新たなる旅立ち、その前に】
「今ヒマ?」
「うい」
「じゃあひとネタお願い」
ハメられました。
前回ちょっと触れた『アイドルマスター Master Artist』製作に入る寸前の一幕です。
アーケード版『太鼓の達人10』では新曲代わりに(注1)別なところで1曲作ることになりました。
なんとオープニング。
これまでアーケード版オープニングは大上さんが一手に引き受けてたのですが
そろそろ10作目なんだし雰囲気を変えていこうか?という気分がプロジェクト内にあり
変えるならいっそヤツに…と、自分に白羽の矢が立ったらしいです。
嬉しいことに完全な曲先(注2)です。
【打ち合わせどおりの意外な仕上がり】
「ふつうに作りました」
「…どこが?」
プリプロ(注3)を聴いたスタッフが一様に複雑な表情をします。
打ち合わせ(今回はバカ話ではない)どおりの仕上がりなんだけどなぁ。
「和風で某遊園地風で男コーラスで」
てことに話がまとまったのでその要素を全部叩き込んでみたのですが
どうにも男コーラスの印象が強烈だったもよう。
いや、『トーキョーウォーズ』の昔からLindaAI-CUEで男コーラスといえばこんな具合です。
まあ気にせず押し切って完パケ、そして納品(注4)。
あとはみなさんが各地のゲームセンターで目撃したとおりです。
ササオカさん、ミズタクくんらによるはっちゃけた映像と併せてお楽しみください。
「せっかくだから」今後の製品ではゲーム中の曲として叩けるようになるといいなぁ。
20秒の曲ですが。
余談。
スタッフ一同にガンガってもらった掛け声
「ヨイサーヨイサーヨイサーヨイサー太鼓の太鼓の太鼓の太鼓の達人!」が楽しすぎたせいか
本来のタイトル画面に入れるべき「太鼓の達人10!」というタイトルコールを録り忘れてたことが
データ〆切直前に発覚、一同大慌てしました(注5)。
【今度こそ新たなる旅立ち】
「アレの件、どうします?」
「発売まで待ちなさいよ」
釘刺されました。
さて、ついに現在(2008年01月)までもう少しと迫ってきたこの連載。
2000シリーズを振り返るネタはこのへんまでで、
次回からは…現時点では次の書き手が決まってません(苦笑)。
まあ、すでにリンくんによるページ乗っ取り計画のウワサもありますので
次の更新が無くて絶望した!ということは無いと思います。
…乗っ取り返しの計画を練らないと。グフフフフ。
そんなことより予告!
青物横丁で話題沸騰!神奈川新町で人気騒然!
今年の『太鼓の達人』は新ネタがイカレすぎ!!
キミは、どんだけ驚けるかな?
「太鼓の達人10」オープニング映像はこちらで見れます!
http://taiko.namco-ch.net/extra/theater.html
(注1)ほぼ同時期リリースの『太鼓の達人DS』『太鼓の達人10』両方に
『てんぢく2000』が新曲として入ることになってたので
『10』独自の2000シリーズ新曲は予定されてなかったのでした。
そのかわりと言ってはナンですが『10』では
歴代2000シリーズ全曲が収録されたり三角さんによる『リンダは今日も絶好調』が収録されたりで
「なんですか?今回はLinda祭りですか?」みたいな状況に。
こんなところでもハメられました。
(注2)映像の世界では「まず映像製作」→「できた映像に楽曲を(強引にでも)嵌め込む」のが多いと思いますが
叙情性や音のリズム感を優先したい場合に曲を先に作ることもあります。
自分の関わった製品では『今日からマ王!はじマりの旅』オープニングなどが一例。
(注3)プリ・プロダクション。
ここでは本製作前に楽曲の方向性や曲の長さなどを確認するために行う、試作の段階だとお考えください。
(注4)やりすぎを咎められちゃって、次の製品はまた別の人がオープニング曲を作ることに。
トホホ。
(注5)業務記録によれば「データ〆切の1日前」に発覚
…いや、もちろん最終的にはちゃんと収録しましたよ。