第6回 ツンデレ?ヤンデレ?『きたさいたま2000』 2006.07
このへんが、精神的にいちばん疲れていた時期だった気もします
…と書いてみましたが、なんだか毎度同じことばかり言ってるような気がします。
LindaAI-CUEです。
初心に立ち返ったと言っておけば聞こえもいいのでしょうが、
これまで以上に考えナシで決めた曲名が自分を追い詰めるところまで
『さいたま2000』の歴史をなぞるとは…。
少しは学んだ方がいいのかもしれません。
というわけで、今回は『きたさいたま2000』をめぐるドタバタです。
埼玉県好きの人に、オススメ。
【マゼルナ2000】
「ネタ切れだと思われるでしょうね」
「イインジャネーノ?」
とんだ放置プレイです。
例によって夜中の企画会議(バカ話)。
サウンド製作のリーダー・マスブチさんがプログレ好き(注1)なこともあって、
音楽的な企画会議(バカ話)がプログレな話題になることもままあるのですが、
今回はその影響を多分に受けた滑り出しとなりました。曰く、
「テンポ感がおかしい」
「ガバで変拍子」
「いっそ『さいたま2000』ソックリな曲調」
などなど。
これに、『タベルナ2000』製作時のボツネタだった
「歌メロがモールス信号」(注2)
を加えて製作開始。
今回もオケは順調に出来上がっていったのですが
作詞の段階で思わぬトラブルが発生したのです。
【意外と知らないご当地名物】
「あのへんの名物ってなんですかね」
「ワカリマセン」
正直、バイト時代に偶然清酒工場で1杯いただいたくらいしか覚えてませんでした。
埼玉県北埼玉郡は出身地のすぐ隣、
大雑把に言って地元です。
曲名も曲名だし、「せっかくだから」冗談に見せかけて本当にご当地ソングにしちゃえ!
と作詞に臨んだのですが、
騎西町の「清酒」以外に情報を全然持ってないことが発覚。
他に埼玉県出身者がいるはずもないので聞き込みを行うこともできず
仕方なく自力で「ご当地名物調査」を行うことに。
なんとか調べ上げて残りの町のネタも確保しましたが
今回は思わぬところで社会科の勉強になってしまいました。
…しかしまあ、ホント埼玉県(特に北東部)って全国向けにアピールできるネタが少ない(注3)ですねぇ。
【違いすぎたデス声と営業ボイス】
「千葉県って、北川辺町には隣接してないですよ」
「マジデスカ」
地理は落第です。
当初のテイクでは「群馬県と!茨城県!千葉県だ!(Let's Go!)」と歌ってたのですが
タカハシさんから指摘を受けてチェックしなおせばアラ大変!
隣り合ってるのは
「群馬県邑楽郡板倉町」「茨城県古河市」そして「栃木県下都賀郡藤岡町」じゃないですか。
すわ一大事と急遽ボーカルを録り直し、TD真っ最中のスタジオに差し替えを要請。
急ぎかけた電話を受け取る電話の向こうから、エンジニア大迫さんに
「え…本当に本人ですか?」
と聞き返されてしまいました。
電話から聞こえる声と、曲中のデス声を発する人物が同一人物とは到底思えない!
とビックリされてしまったのです。
そのあとはひとしきり大爆笑。
電話口ではいろいろ違って聞こえるらしい(注4)LindaAI-CUEの、
ちょっとしたこぼれ話です。
前回は「作者取材のためお休み」になってしまい、すみませんでした。
これで発表された曲が『さいたま20000』とかだったりしたらどーなるのか?と思うと
地下鉄が(以下略)。
まあ、話半分で期待していただけるとありがたいです。
それでは!
(注1)歴代マスブチさん製作の楽曲には、そのへんが反映されたモノが多いです。
本人曰く「『エリンギのえくぼ』『ねこくじら』あたりがいい例かな」とのこと。
(注2)「ラブソングだけど歌詞がモールス信号」という提案をして
「分かりにくい」とボツにされてたのでした。
(注3)鷲宮神社(関東最古を誇るらしい)も、有名になったのはここ数ヶ月のことですし。
(注4)相手がはじめて人の場合「お姉さんですか?」「奥様ですか?」と尋ねられることも。
そういや「夫が留守にしておりまして」と勧誘電話を追い払ったことがあります。